第四回定例本会議

第4回定例会が開催されました

 前回の定例会同様、補正予算が組まれました。
 平成二一年十一月二六日から十二月八日にかけて第四回区議会定例会が開催されました。
ここで平成二一年度の一般会計補正予算が決められました。今回、六一億四八六三万円の予算が新たに計上されました。政権交代によって復活いたしました生活保護費母子家庭加算などにより福祉費の内容が大幅に変更となっています。またそれにより子育て応援特別手当が執行停止になっています。
そのほかの内容の主なものは表のとおりです。結果として年間の予算総額は二一二〇億円六六七三万円となりました。これにより前年比+6.2%となりました。

 そのほかに、①子どもたちに科学や自然、地域の歴史などを専門的、継続的かつ体験的に学ぶことができる場を提供し、未来を担う創造性豊かな子どもたちの育成のために、篠崎三丁目に「子ども未来館」の設置すること、
②印鑑登録原票のデジタル化、③療養出産資金貸付条例の廃止(出産一時金の方が主流のため)、④三世代同居住宅資金貸付条例の廃止、⑤心身障害者住宅整備資金貸付条例の廃止、⑥区立篠崎子ども図書館の設置、⑦スポーツセンター耐震補強工事の請負契約(二億二一五五万円)、⑧新川広場橋の架設工事請負契約(三億二五四七万円)、⑨一之江駅南口広場における地下機械式自転車駐車場の整備工事請負契約(二億三六二五万円+三億一八一五万円) などが決まりました。昭和四〇年代から始めていた今や役割を終えた条例の廃止が目立っていました。

第4回定例会補正予算の主な内容(単位:千円)

区民生活費
東葛西地区区民施設建設用地取得費、東部地区図書館建設用地取得費 など
1,353,349

福祉費
保護世帯数・人員、医療費の増加、母子加算復活などの
生活保護費の増額(40億円ほど)
子育て応援特別手当給付事業費の差し戻し(▲7億4899万円)など
3,842,138

健康費
新型インフルエンザワクチン接種費用助成など
517,675

都市開発費
密集住宅市街地整備促進事業推進費など
215,024

土木費
都市計画道路整備受託事業費など
219,845